特殊な事情がある方のために


 水子に関しては特殊な事情を持っている人が多い。いつも感じることは、このような人こそがどうすれば良いか悩んでいるということである。夫婦以外の関係でできた水子・特殊な家庭事情の場合。結婚前に現在の夫、妻と違う間でできた水子。またこれを公にすることによって夫婦間に決定的な亀裂を生ずる事実をもった人などさまざまである。愛し合った夫婦であっても過去の傷が明らかになるのは不愉快だし抵抗がある。このような場合、匿名で供養をすることをお勧めします。この場合施主名のところは某主とする。そして必ず連絡不要と明記してもらっている。直接来院参拝の場合は申し出てもいいし郵送の場合は明記して貰えば一切の遮絡をしないことになっている。ただ明記してない場合は当院の諸行事の案内をすることになっているので特殊な事情の人は必ず申し出て欲しい。水子の場合は夫婦間のことで他人に知られたくないはずである。ましてや特殊な事情のある場合は伴侶や家の者に知られたくない.そのため当院では慎重を期し、誰にもわからないようになっている。行事案内すら連絡不可の人は案内をしない。この場合、原則として実名で申し込むことになっているが。それも匿名で構わない。要はその人の供養をするかしまいかとい
ぅ″心”が必要なのである。