心づけについて


 祝儀、不祝儀とも、心つけというものがつきものでぁる。その額についではさまざまな考え方があるが、葬儀社の係員だとか火葬場の火夫などには二千円から三千円をぉくれぱよい。火葬場付きのお坊さんにはこれまた二千円ほどでよい.霊柩車の運転手には千円なぃし二千円。同行のタクシーの運転手には-台について千円程度、マイクーバスの運転手でも一千円止まりと考えられる。外国と違つてチップという制度は日本にはないが、祝儀、不祝儀にはわずかでも心っけをするという習慣がある.ところによつて金額の大小があるが、当節のことであるから、千円を最小の単位とし、その役割ごとにその倍数を包むようにするとよい。
 心づけであるから、かけ離れた金額を包むことは、と.きには誤解を招くので、基準とし一千円から三千円と考えてほぼ間違いない。