死亡証明書と支払い
 

 死亡証明書は死亡時に医師が用意してくれる。これは死亡届けや埋葬許可(火葬許可)などに必ず必要なものだから、責任ある立場のものが保管すペきである。
 事故死の場合は医師から警察に連絡し、検死官の調査があって、自、他殺その他の疑義がなくなって初めて死亡証明書がでる。これは法的なものでおこたつてはならない。故人の記録を残しておくことも考え、死亡証明書は三通ばかり書いておいてもらうと、のちのち役立つものである。
 死亡届は原則として七日以内にする。医師や病院ヘの支払いは、できるだけ早く済ませるぺきである。遺族としては医師や看護婦、付添いなどの看護についで、病人が死亡してしまったために不満や恨み事などいいたくなるが、これは寿命とえ、支払いはむろん、特に世話になった人には相応のお礼をするのが礼儀である.近年、付添いや看護婦の態度に不満が多いが、看病というものは肉親であってもなかなか心労の多いものである。これをお金を払うとはいえ、他人様がやってくれるのだから、不満の心をもつ前に、感謝の気持をもちたいものである。