大乗‐小乗


 大きい教えと小さい数えということで、仏教の中の二つの流れや考えを指す。小乗というのは伝統仏教の人たちが、自分たちだけの修行に務めているところから、救済に熱心でないということで、大乗の人たちが批判揶揄し、自分一人の小さな乗り物と非非難したことによる呼称である.大乗とは修行と救済にあと先をつけず、二つを同時に行う人を指す。これすなわち「自利即利他」である。