舎利


 釈尊の遺骨のことである。骨だけでなく遺体をさす言葉であるが、仏教では分骨だけを意味する。釈尊が亡くなつてその遺骨は八つの塔に分骨されたが、のちに多くの仏教徒の要望でさらに細かく分骨され、米粒のように小さくなった.
 米粒を俗語で舎利というのはこれに基づくとされている.また小さな石を砂利というのもこれからくるのである。