知事


 かつては勅任官であり現在では公選である、県の代表者の事を知事とよんでいるが、これは僧侶の団体の中の雑務・庶務を司る者を知事と呼んだことに由来する。維長、営事、任事、知院事とも称された.廷喜九年の奈良東大寺の造寺の申請の中にも専当一人、知事四人をおくと書かれている。