檀那


 檀那とは元来、施し贈り物布施ということである。そこから檀家として信者として所属する寺のことを檀那寺と呼ぶ.住職のことを概那と呼ふが、今では大家や商家の主人を指したり芸妓の特定の客を呼ぶようになり、また主人、夫の呼称ともなったが、これも仏教の言葉である。