貌下
 

 動物の王たる獅子の座のことをいうのであるが、人の中の王なる仏、菩薩の座すベきことを称して貌下という。現在は主として各宗管長、門跡などの尊称に用いられる。この尊称と同じ意味で、陛下、殿下、開下などがある。