修羅


 何ごとも目分本位に、自分の都合の良いように考える心である。人間がお互いにそんな気持になれば衝突が絶えず、争いや戦いが起こる。利己的な心が醜い争いを起こしている状態をいいこれらを形容して激しい戦争のもようとか、見さかいのつかない戦いの場を修羅場と呼ぶようになったのである。