韋駄天


 韋駄天は仏法を守る天神で、走ることが速いので、韋駄天走りといわれる。
 むかし韋駄天が居眠りをしている間に、悪魔が仏さまの舎利を盗み出したので、韋駄天が驚いてその後から追いかけてそれを取り返したという。それで走ることの速いのを韋駄天走りというようになった。