大黒天


 大黒天は本名を摩詞迦羅といい、大福徳、円満自在菩薩となり、さらに大黒天となって出現された
ものである.仏典によると、大黒天の名をとなえて信仰する人は、七世の王女と一族八万有余人の福
徳ある人を遣わして十方に遊行し、福徳円満にしようと誓われている。
 そのため、大黒天の尊像を作りてお堂の中に安置し一家揃って拝むと、家内繁昌疑いなしという。